明日の朝までに、なんとかせねば。

月曜日担当のウジマルです。

2ヶ月程前のブログで、
「苔玉ワークショップ」のサンプルを作成した話をしましたが
先日、ついに開催。大好評でした。

準備の流れから説明すると、
8月上旬、まずはお花屋さんに観葉植物を相談しました。
2週間程して、種類やサイズはこんな感じですという連絡が来ました。
想像より立派な植物を用意してもらえそう、ということが判明。
サンプルで作った苔玉は、まっくろくろすけ並みのミニミニサイズなので、
もしかしたら、安定しないかも??ということで、もう一回り大きいサイズの苔玉キットを探します。
普段の工作イベントなら1〜2週間程前には材料を仕入れ、実物をチェックするのですが
苔と土、植物は生モノなので、直前でしか確認ができません。

まぁ、実際とは異なる分量としてもサンプルは作ったので
とりあえず、必要と考えられるその他の資材を準備していきます。(トレー、水入れ、手袋、ぞうきん等)

開催の前々日、苔や土玉が入った苔玉キットが事務所に届きました。
開催の前日、お花屋さんで植物を受け取ってから現地SCに資材搬入。
会場を設営した後、バックヤードで試作をします。

やはり、そこでいくつか課題が出るんですね。
・苔玉キットに付属されていた説明書がわかりにくい。
・土や水で、テーブルやトレーが汚れそう。
・水に浸す工程があり、各テーブルにバケツがいる。

明日の朝までに、なんとかせねば!!

説明書は、わかりやすいように写真を入れたり要点だけをまとめて新たに作り、自宅のプリンタで印刷。
汚れる問題は、用意していたぞうきんだけでは足りないので新聞紙を調達。(母に連絡すると家に3日分しかなかったので、近所の親戚にも協力依頼。)
バケツは家にあるだけ、かき集める。(3つあった)

で、準備万端で迎える当日。

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今回は、年齢制限がなかったので
ブリザードフワラーが趣味のおばあちゃんなど、ご年配の方やご夫婦のご参加もありました。
「ポスターを見てずっと来たいと思っていた」という方もいたり、子どもたちやお母さんも初めての体験で楽しそう。
その場だけではなく、これから育てるのをワクワクしながら帰って行かれました。

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写真の通り。結構、土まみれでした。

弊社では、同時作業が20名程のスペースで1日の定員が100名までの工作であれば
スタッフは基本2名体制です。

お絵描きするだけの簡単工作なら、なんの問題もないのですが
水を替えたり、都度掃除したり、それなりにやることが多いと、まぁ大変。
ただ、決められた販促費の中でイベントを気軽に実施してもらうためにも、クライアント様に無駄な費用はかけさせません。
それこそ、わかりやすい説明書とかちょっとした知恵や工夫で、なんとか2名体制で実施できるんです。

無事終了し、1つ忘れていたことに気付きました。
サンプルの苔玉をどうするか考えていなかったのです。
来週もそのSCではイベントがあるので、車での搬出はありません。
1週間置き去りはさすがに干からびるし、日光も当たらずかわいそう・・
ということでバケツに入れて一旦持って帰り、週明けに事務所に持って行くことにしました。

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これで電車乗るのか・・と若干羞恥を感じつつも(しかもポニョバケツ)
学生の時、ひとりサクラクレパスブームがあり、バケツをリメイクして「バケツバッグだ!」
なんて自慢げに通学していたのを思い出して、ひとりほのぼのして帰りました。

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我ながら、芸大生の机の上っぽい写真が残ってました。

ウジマル