新型コロナ あーそーゆうことか

満員電車なのにヨーロッパやアメリカに比べると日本の感染者数は少ない??

ナイトクラブがアウトでパンチコはオッケー??

マスクって役立つの??

などなど、コロナに関しては情報がありすぎて一体何が正しくて、どうすれば良いのか、みたいな混乱状態に陥っているのは僕だけではないと思いますが、ようやく腑に落ちる理解ができたのでシェアしておきたいと思います。

コロナ、コロナ、コロナ・・・

誰もが知ってる有名人で、僕にとっても子供の頃からとても親しみのある志村けんさんが亡くなりました。コロナがいよいよ自分の身にも起こりうる自分ごととして日本中で認識されてきた感じがします。

また、若くていかにも健康そうな阪神の藤浪選手が感染してたことも話題になりましたし、直近では若者の間での感染拡大がフォーカスされています。

昨日、梅田の北新地近くで居酒屋を経営している友人から聞いたのですが、志村さんと藤浪選手の感染源はどうやら同じらしいとのこと。新地の高級キャバクラのホステスがスペインから持ち帰ってきたウィルスがどうのこうの、ということでネットで調べてみたら嘘かホントかわかりませんが、そのような話題が色々でていました。友人の店はホステスとお客さんが同伴で寄っていくような店なので、まぁだいたいホントのことなんだろうとは思います。

新地から銀座への経路などはここではどうでも良いので省きますが、この話を聞いて僕はこれまで得ていたコロナに関するたくさんの情報がガチッと1つにつながり、いろいろな疑問がスッと解消することになりました。

3連の太鼓。子供の頃に買ってもらったなぁ…

で、どうやって感染(うつ)るの?

なんだかんだと言っていますが、この新型コロナウィルスはどうやって感染るのか、とか病気が発症したらどうなるの、みたいなところが謎なので恐怖を感じ、デマが流行るようです。僕も色々な疑問や矛盾を感じていて、モヤモヤとしていたわけです。

なので、正しい知識や予防方法がわかれば、問題が解決するわけではないまでも、必要以上に恐れたり、デマに流されることもなくなります。

そうなれば気持ちもすっきりとして、落ち着いた状態でコロナの騒ぎが収束するまで身を潜めておき、必ず来るはずの収束後の新たな世界で生きていくための準備に、粛々と取り組むことができます。

さて、僕は大学卒業後の2年間、高校で保健体育の講師をやっていたので保健の授業で感染症のこともざっくり教えていました。実に基本的なことですが、まずはその時の知識があります。

で、今は0歳から7歳の娘が3人いて、子育て真っ最中です。通常、子供はすぐに普通の風邪やらインフルやらノロやらウィルスを持って帰ってきて家族にうつします。

また、長女と次女はともに生後まもなく肺炎で入院しました。僕自身、1年ほど前、仕事に忙殺されて肺炎になりました。

そんな、大して専門的でもないちょっとした知識と誰にでもありそうなありふれた病気の経験をベースにして、最近のニュースから得た情報を整理、分析し、感染について押さえておくべきポイントをまとめてみます。

1、体の「外」と「内」についてイメージする

感染とはウィルスや細菌が体の「内」に入ってきて繁殖して数が増えることですが、この体の「内」というところがくせ者です。

例えば胃の中は体の外と考えます。これは食べ物を口から食べて、食道から胃、小腸、大腸を通って便として出ていくことを考えると、体の中に入っても吸収されなければ「内」ではなく「外」になるわけです。体を1本のちくわと考えたらわかりやすいでしょうか。

詳しいことはわかりませんが、通常はウィルスが入ってきても胃酸などでやっつけてしまって、体の中から体の「内」に吸収されることはないということでしょう。

ではどうやって体の「内」に入ってくるかというと、体の「内」と「外」には出入り口がありまして、それは粘膜と呼ばれるところです。ネバネバしてるとこですね。そう、目や喉の奥や鼻の中、そして性器回りですね。あとは傷口や荒れた肌も入り口になります。

なので、単にウィルスや細菌に触れたとしても体の「内」に入ってこなければ感染るということはないはずです。だからドアノブや電車の吊革にウィルスがいたとしても、その手を口にもってきたり、目をこすったりする前に石鹸で手を洗えば良いわけです。

2、免疫について理解する

たとえ体内にウィルスが入ってきたとしても必ずそれが増えるわけではありません。体にはウィルスと戦う免疫ってのがあるので、入ってきても消えたり、増えずに体に影響をあたえることなく共存していることもあるようです。

ただ、免疫は人によって強いとか弱いがあったり、疲れていたり、ストレスを感じていたりすると弱まるので、そんなときには入ってきたウィルスが増えてしまって、体の内から壊されてしまいます。さらには体の外にも放出していくので回りにもウィルスを撒き散らすことになる。

また、免疫には一度感染したウィルスを記憶するという性質もあるので、2回目は感染しなかったり、軽症で終わるということもあります。

ただ、今回のような新型ということであれば、だれも免疫がないので、みんなすぐに感染してしまい、感染が広まりやすいということでしょう。

これ以上の専門的なことはよくわかりませんが、知識としてはこの程度で十分ではないでしょうか。

 

3、どこでウィルスと出会うのか

あとはこのウィルスをどこでもらってしまうのか。

もちろん感染者が近くにいればその人から飛んでくるわけです。空気を伝って来たり、ツバにまぎれて来たり、ドアノブなどのものを介して来たり。

あきらかに咳をしてしんどそうな人を見れば新型コロナでなくともなんらかのウィルスを撒き散らしているのでしょうから避けることもできますが、無症状の人もいるので感染者なのかどうかがわからない。

なので、とりあえず全員が感染者であることを想定して生活しましょうみたいなことになっているのが今の状況ですね。

ちなみに、あきらかに何かに感染してそうな人がいても避けることができない場面も多いのが現実ですよね。家族とか病院の待合室とか学校とか職場とか…

僕が腑に落としたこと

政府から3つの密(密閉空間、密集場所、密接場面)を避けるということが言われていますが、これがいまいちよくわからなかった。

しかし、どうやら新型とはいえ、コロナはコロナのようです。新型なので誰にも免疫がないということで、医者も含めて感染者と密に接するとガンガン感染る。その点を除けばなんら感染のルートは普通です。

というのが、北新地の話を聞いてはっきりとわかりました。

どれくらいの蜜レベルならガンガン感染るのか、という具体的なイメージがわかったこと、若者にも普通に感染るということ。

ようは体がくっつくくらいの距離感で唾がかかるくらいのおしゃべりを数十分もすれば誰でも感染るということですよね。

だから挨拶でハグやキスや握手をする欧米では感染が爆発してるけど日本はそうでもない。

満員電車やパチンコのレベルでは別におしゃべりするわけじゃないので大してリスキーじゃない。

たしかに、3つの密が揃わないとクラスターは起こらないというのは納得できる。

医療従事者が感染る状況を見れば、マスクしてても防ぐことはできない。

その観点で日常のシーンの感染リスクを考えてみると、

・飲み会 → 大

・自宅(家族間) → 大

・満員電車 → 中

・普通の電車 → 小

・ハグ、キス → 大

・握手 → 中

・学校、幼稚園 → 大

・病院 → 大

こんな感じでしょうか…

そらそうでしょう。普通ですね。

小さな子どもやお年寄りがいる家庭ではインフルエンザが流行する季節には死につながるので普通に予防には気をつけますよね。

ウィルスには接したくなくても、うちみたいに小さな子どもがいる親だと感染源に接しないことなんて不可能です。子どもがウィルスもらってきて熱出して泣いてたら抱っこするし、咳を顔面に浴びることもあるわけです。

だから免疫力を強くするためにR-1飲むとか睡眠とか運動とかストレスとか普段から意識してます。ちなみに、僕は肺炎になってから毎日R-1を飲んでたら花粉症までかなり改善されました。

ということで、どうやって新型コロナの感染が広まっていってるのかが、ただただわかっただけですが、僕としては妙にすっきりしてしまったという長々としたお話でした。