プロとは

「素人は金に糸目をつけないからすごいものを作る。」

「だから国として素人が参加したくなるような環境を整えて、その中から未来の技術を育てていく取り組みが必要だ!」

昨日見たホリエモンと総裁選候補の小林さんとの対談ユーチューブで、こんなことを言っていました。

世界を変えるような新しい技術は企業ではなく実は個人の力で生まれている、みたいな普通とは違う視点の発想に、ほぉ〜とか思いながら見てたのですが、

逆に言うときっちり採算を考えてやるのがプロなのかなと、ふと思いました。

企業だと予算があって赤字にならないようにきっちり管理しながらやる必要がありますからね。

僕たちがやっているSCの販促でも予算があります。

先日ある企画をうちでやらないかと持ちかけられたので、企画内容を確認していくと、

とにかく「やりたい」という思いはわかるのですが、

具体的にどうやって進めていくのか、お金はどこから出てくるのか、みたいなことを確認しようとすると、

「できます」「私はやれると思う」みたいなことばかりで、具体的な説明がない。

 さすがにそれでは僕としてもクライアントをはじめ、協力いただく関係各者に対しても責任を持って「やります」とはいえないので、

結局その企画には手を出さなかったのですが、実に素人っぽい感じで、会社としては取り組めないなという話がありました。

さて、販促企画を考える際、

使えるお金がたくさんあればイベントで集客するなんて簡単です。今話題の人気のコンテンツを呼べばいいだけですから。

バラマキ企画でお買物券を大盤振る舞いして行列をつくるってのも簡単ですね。

 そういった素人っぽい企画ではなくて、限られた予算の中で、

・いかにお客様に喜んでもらうか

・効率的に情報を発信して来館してもらうためにはどうすべきか

みたいなことをしっかり考えた企画を提案することが、プロとしての仕事なのかなと。

 企画が成功する、しないはともかく、少なくともそういった意識をもって働ける会社でありたいと思います。