参加者目線シリーズその2(モグラたたきに挑戦)
前回はイベントを‘ハズさない’ために参加者が実際にどんな様子でイベントに参加をしているのかを観察して、そこから気づきを得ようという主旨の記事を書きました。
どんな気づきを企画に活かせるのか、について少し記載しておきます。
・ルールはほとんど「どうでもいい」が、ルール自体は必要である
・鐘を鳴らせば子どもは喜ぶ(雰囲気作り重要)
・親は子どもを喜ばせたい(子が喜ぶと親も喜ぶ)
・駄菓子やガラクタのようなおもちゃでも子供はこだわる(選べることが重要)
といったことに気がつくと、
景品や遊具に必要以上にお金をかけてイベントを企画しなくても、ちゃんとお客様に楽しんでいただけるイベントを開催することができることがわかります。
さて、今回はモグラたたきの遊具を使って開催したイベントの様子です。
当社のイベントの中では比較的遊具にお金をかけたイベントですが、音が出たり、光ったり、いつもより派手なイベントなので、その分来館者からの注目度も高く、終日参加が途切れることはありませんでした。
この動画からは特にイベントの企画に活かせるポイントはないのですが、参加者目線という点から補足を記載すると...
ここに登場しているのはうちの長女と次女ですが、先ほどリビングでこの動画を見ていると三女が「これやりたい、これやりたい」と横から入ってきました。
そうなると、「じゃぁまたイベントやる時ここいこか」ということになります。
イベントを開催していると我が子の様子を動画で撮っている姿をよく見かけます。
写真や動画が簡単に撮れるようになり、家庭でも大量のデータを保存できるようになりました。最近は撮り溜まった写真や動画はAIのおかげで勝手に素敵なプレイリストとして鑑賞できるようになっています。
そういった機会にイベントやその施設のことがリマインドされることもありますし、そもそもこういうイベントに参加したことや、そこでもらった景品のことなどを子どもはとてもよく覚えているものです。
ちょっとしたことでもいつもと違う何かをやっていると気になるものです。そこには大袈裟な感動とか教育的な〇〇とかを謳う必要はありません。それよりも気軽にたくさんイベントを開催して、楽しめる機会が増えた方が参加者にとっては嬉しいんじゃないかなと思います。
それではまた。