子どもが頭の中で見ている世界

先日フライングタイガーで見つけたキャンパスとアクリル絵の具。

子どもたちが普段使う水彩絵の具とは違ってアクリル絵の具はネッチョリ感というか、重ね塗りが楽しかったり、独特の描き心地を味わえる、ということで初体験。

なんだかんだと、ブツブツしゃべりながら楽しそうに描いていました。これだけでなぜかドヤ顔。

今朝起きるとリビングに2つの絵が飾られていました。
一見ただ好きなようにベタベタと色をつけていたとしか思えませんが、絵のタイトルを聞いてみると、

上の作品は「夜に咲くファイヤーハートフラワー」次女(小学3年生)作

そしてこちらは「魚の海」三女(4歳)作

ん〜そう言われるといい感じに見えてくるような・・・
でも言われなければ絶対にわからない。

よくわかりませんが、とにかく子どもたちは自分の作品に大満足で、頭の中ではタイトルにつけたような世界が広がっているんだと思います。

これまで商業施設でたくさんイベントをやってきましたが、お客様であるイベント参加者がどこに反応するか、何に喜んでくれるのかって言うのはをやってみて初めてわかることがたくさんありました。

特に子どもの場合は大人の感覚からだと絶対にわからないことに喜びを感じたりしますので、

例えば順番待ちで番号札を渡すと、「番号札を自分で持って、スタッフに渡す」ということだけでも楽しめてしまいますので、運営側としてはオペレーション的に特に番号札が必要ない場合でも、あえて番号札を使う、といったプロセスをプラスするだけでちょっぴりイベントの付加価値を高めることができますね。

ということで、自己本位ではなく、相手本位で企画を組み立てることの必要性をあらためて気付かされた次第です。

それではまた。