イベントの定員に関する独り言
イベントはできるだけたくさんの方に参加いただいて、できるだけたくさんの方にちょっとでもいいので満足して帰ってもらいたい。
せっかく手間やお金をかけて開催するわけですから、イベントに参加できなくて残念な思いをする人が一人でもいると、
「あー企画力不足だったなぁ」と毎回思う。
この仕事を始めた頃は、「定員になったら終了って告知してるねんから、人気のイベントやったってことで、別にえーやろー」なんてことを思ってたけど、それは違う。
そもそもイベントは参加してもらうためにやるわけであって、定員を設けるということは参加できないようにしていることになる。
アクセルとブレーキを同時に踏むような話であって、そんなことをすると空回りして、それを続けていると車は故障する。
イベントも集めようとする力と排除しようとする力が同時におきると空回りして、それを続けているとお客様の不満が爆発する。
なので定員は設けるべきではない。というのが今の僕の考え。
そんなことを言うと、
おいおい、お前はバカなのか?金がいくらかかると思ってるねん。
って思われるかもしれないが、やはり定員のせいで参加したいと思う方が参加できないということは限りなく無くしたい。
とはいえ、実際には定員を設定することもある。
やはり定員を設定した方が参加したくなるし、希少価値が生まれるから。
定員は設定しつつも、参加したい人は全員参加できるできる程度の需要と供給のバランスが絶妙にとれたイベント。低コストでありながら、より多くの方にほっこりした気分で帰ってもらうイベント。
これを目指して日々イベント企画を練っていこう。