新型コロナ こんなとき販促イベントはどうすればよいのか?
新型コロナによるイベント自粛ムードの中、ショッピングセンターにおいても3月はイベントが相次いで中止しています。
先週は僕としても独立して7年ほどになりますが、初めて土日にイベント案件が1つもないという状況に陥りました。
現時点では4月も様子見の状況が続くと思われますが、さて、どうしたものか悩ましいところです。
そもそもうちの場合は集客というよりファンづくりを主目的としているので、一時的に大勢のお客んさんを集めて滞留させるというタイプのイベントは少なく、館内をご利用いただいた方に立ち寄っていただくタイプのイベントが大半です。
その点においては、このタイプのプチイベントが特に感染の危険性が高いということはないと思うので、館自体が営業を継続している限りはイベントも継続すべきかと思っています。
とはいえ、イベント開催というだけで抵抗感を持つ方がいることも考慮しなければなりません。
ただ、イベントを開催しなかったとしても、マスクやトイレットペーパーを求めて開店前に行列はできるわけです。
給食の材料が余ったからといて格安で提供するといえば食材を無駄にしない良い試みだ、みたいな風潮になってお店の集客になっている面はフォーカスされません。
時間があるので部屋を整理して、日曜日にブックオフに本を売りに行ったらお店の中はすごい人で45分待ちですとか言われました。考えていること、やることはみんな同じで、人が集まるところには集まってしまうわけです。
要はイベントもやり方、見せ方によって捉えられ方が全く変わってくるということです。
もちろん大勢の人を集めて、一定時間滞留させるようなタイプのイベントをすることはNGでしょう。先着とか限定とか、煽るような言い方で行列をつくるようなタイプのイベントもNGです。
滞留型ではなく、流動型です。そして、あくまでも、日常生活に必要な消費活動のため、来館されている地域の方に、ちょっとでもお得な感じとハッピーな気持ちを提供したいという想いを込めてイベントを企画し、開催しましょう。
好意的な見方をされ、お客さんとの良好な関係性を構築していくことが、末長く地域で繁栄していくための基本ですよね。
これを機に、販促のやり方、イベントのやり方を根本的に見直してみてはいかがでしょうか。