チラシの商品撮影で、こんな間違いをしていませんか?

以前とあるショッピングセンターのチラシを作っている時のことです。

 

そこは30店舗くらいの店舗が入っているショッピングセンターなのですが、

共同販促としてチラシをつくることになりました。

 

内容は、まぁよく見かけるようなチラシなのですが、

館への集客となるようなイベントを企画して掲載する枠と

それぞれのお店の旬の商品やお得なサービスを掲載する各店舗の枠が設けられました。

 

僕はお店の方たちが掲載したい商品やメニューを集めて、商品撮影をしたりします。

撮影自体はカメラマンにお願いするのですが、さすがプロですね、

実物と撮影後の写真との違いがすごい!

 

100均の商品は高価に見えるし、料理はとってもおいしそうに見える!

 

するとお店の方達も自分たちの商品がよく見えるわけなので喜んでくれる。

 

カメラマンはきっちりと仕事をしてお店の方も満足をする。

まぁ、これは普通なのですが・・・・

 

ジャンボハンバーグ

ジャンボハンバーガー

この写真はとあるパン屋さんが新商品として掲載したいと言ってきたジャンボハンバーガーです。

写真ではこのようにボリューミーで美味しそうに写っているのですが、

最初商品自体を見た時は、ペチャッとしていて、お世辞にも美味しそうには見えませんでした。

 

カメラマンはそのハンバーガーのパンを半分切ってボリュームが出るようにしたり、

パソコン上でトマトの厚みを分厚く加工したり色々してこの写真が出来ました。

 

ほぉ、これがこれになるのか・・・と関心しました。

 

 

さて、今回僕がお話ししたい内容はここからです。

 

僕がこのパン屋さんに商品を返しに行った時のことです。

店長さんはこのハンバーガーにすごく自信があるようで、僕にぜひ食べてくださいと別の新しいハンバーガーをくれました。

 

僕はこのハンバーガーをお世辞にも美味しいとは思えなかったわけですから、

「えっ」と思いながらもお断り出来るはずもなく、この結構大きなハンバーガーをもらいました。

 

だいたいハンバーガーなんてマクドナルドとかモスとかファーストフードで食べる物であって、

パン屋のハンバーガーってほとんど食べたことがありません。

 

それでも、もらったので仕方なくこの得体のしれないジャンボハンバーガーを食べたのです。

 

すると、

一口食べて、ん?

 

二口食べて、あれ?

 

三口食べて、美味い!!

 

なんと、このハンバーガー、美味しかったのです。

 

いや、びっくりしました。

期待していなかった、というかまずいだろうと思いながら食べたせいもあって、

このハンバーガーは感動的に美味しく感じました。

 

そして後日僕はお金を払って普通に買いました。

 

 

さて、ここで気づいた「商品撮影の間違い」なのですが、

僕はこのハンバーガーの実物を見ていて美味しくなさそうと思って食べて美味しかったので、その後商品に対してものすごい好感を持ちました。

 

このハンバーガーは美味しかったので良かったのですが、もし美味しくなかった場合、

そして誰かが美味しそうな広告の写真を見て、期待して食べて美味しくなかったら・・・

これは僕が感じたことと反対のことがおこり、その商品やお店に対してものすごい不信感が湧いてきます。

こうなるとお客さんはリピートするはずはありません。

 

これは撮影に限ったことではありませんが、ここで重要となる広告制作のポイントは

商品の価値以上によく見せたり、いいように言ってはいけないということです。

 

商品の魅力や価値をしっかりと伝えることは必要ですが、

元々の価値を超えてはいけない・・・

1回は売れるかもしれないが、2度と戻って来てくれないということが起こるからです。

 

カメラマンは自分の技術を存分に発揮するためによりよく撮ろうとします。

お店の人はより魅了的に紹介してくれることを望みます。

 

でも結果的に元の価値を超えるレベルに行ってしまうと逆効果が起こります。

 

僕自身、出来る限りお店の期待に応えようと、カメラマンにはより良い写真を撮ってもらおうとしていましたが、このハンバーガーをきっかけに根本的な広告制作について考え直す機会になりました。

 

より良い商品撮影、広告制作、

あなたはどう思いますか?

 

 

 

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