「喜」と「楽」

『スマイルください』

マクドナルドのメニュー表に
スマイル…0円

が登場してから何年経つのでしょうか?

・・・調べたら2015年5月25日から始まったそうです。

恥ずかしがり屋なので
お店でこの言葉を言ったことはありませんが
そんな言葉はなくてもいつも笑顔で対応されて
何だかこちらがありがとうってなりますよね。

同じことが私たちのイベントでも起きるとき、私は泣きそうになります。

こんにちは。

水曜日を担当することになりましたE.Tことタケモトです。
(みんな普通に名乗っていたのに私だけイニシャル投稿で匿名希望みたいな感じがして恥ずかしかった。笑)

私たちのお仕事は商業施設の販売促進活動です。

クライアントそれぞれの施設によってメインとなるお客様の層が異なり、

『誰に響くように企画を打つか』

を考えるところから始めるのですが、案外意外な層にHITしたりすることがあります。

たとえば…クリスマスの時期にお子様向け企画として
雪だるまのオーナメントを作るワークショップを開催した際、
60代以上の方が参加してくださり

『こういうの好きでね〜、久々に集中できて童心に返れたわ^^』

という声や

『私より旦那の方が器用みたいやわ!かわいいのできた!買い物した甲斐があった!』

とご夫婦で話してくださることがありました。

この企画の後から大人と子ども、どちらにもウケるネタ、っていうのを考えるようになったわけですが
大人の方が本気になっていたりすることはよくあります。笑

工作イベント以外では
つい先日、斧を投げるチャレンジゲームを開催したんですが

『御年80歳です!!!!!!!』

と元気そうにチャレンジしてくださるお父さまがいらっしゃいました。

ゲームの結果は

『みならい賞』

人生の大先輩に『みならい賞で〜す!!!』というのは少しキンチョーしましたが

『もっぺん若がえるわ〜!』

とみなさまとっても笑顔なんです。

『良いものに出会えました、ありがと!』

って言って頂ける機会も多く、
そのお言葉にジーンと涙が出そうになります。

逆に「できるかな?」というお子様が一生懸命に斧を握るシーンなんかは
勝手に親心で見守っていたり。

『できる・できないじゃなくやんねん!!!!』

と聞こえてきそうな眼差しで臨み、
嬉しそうにクシャッと笑ってくれる。

不思議なくらいムネアツな瞬間ですね、、、

お買い物をして、参加する。

本来はこちら側が「お買い物してくれて、参加してくれてありがとう」なんですけど、
お客様からたっくさん『ありがとう』を頂き…その笑顔にこちらが更にありがとうとなります。

まさに笑顔の連鎖が止まらないという。
(いや、泣いてるんですが)

企画書を作るとき、イベントを実施するとき、
誰のどんな姿が見たくて企画しているのか…

慌ただしい日々に呑み込まれていると忘れそうになりますが
現場でこんなに嬉しい気持ちになれる度に「ハッ」と思い出してます。

笑顔で誰かを幸せにできる
誰かを笑顔にできる

その事実には対象年齢は関係ないのですね。

だからイベントが好き。

スマイルは0円でもありプライスレス☆

と思いながら企画書考える水曜日です。