ラブレターと広告
デザイナーの永野さんのお母様がこっそりされている焼き菓子屋さんなのですが、
これが本当に美味しい。
社員として働いておきながら言うのもアレですが
私は将来(まぁまぁ長生きしたとしての、将来)「ケーキ屋さん」になるのが
夢でもあります。
少し前までは毎週お菓子を作ることを自分のミッションにして
ケーキを焼いたり誰かにあげたりしていたものです。
なので、森のお菓子屋さんの焼き菓子を食べた瞬間に
そのおいしさに驚きました。
・型抜きクッキーの薄さ(これめっちゃ難しい!!!)
・マフィンのしっとりなのにふんわりしているところ
・フィナンシェのアーモンドとバターのリッチ感
シンプルなのにここ最近食べた焼き菓子で群を抜いて美味しかったのです。
お世辞抜きに。
コンセプト通り「食べてにっこり幸せになる」あったか〜い味がして
手作りならではの温もりがあって食べてて本当にうれしくなりました。
で、
あまりに感動した私は
「森のお菓子屋さん」にラブレターを送ったんです、DMで。
永野さんにはもちろん内緒で。
元来生粋のオタクでこれまで100通以上のファンレターを書いてきた私は
好きな人に「自分がどれだけ好きか」を一方的に伝えるのは得意でありまして。
『ここに森のお菓子屋さんのファン、いるよー!!!』
ということだけ伝わればいいなってつらつらつら〜…と書きました。
34年の人生のうち、片思いの経験がまぁまぁある私は返事をもらうことなど期待していません。
ですが翌日、届きました(涙)返事が…!!!
しかも!
スペシャルなお土産付きで!
森のお菓子屋さんからのメッセージは胸の内に秘めておきたいものなのですが、
その中に
「おいしい、といっていただけるその一言元気の素です」
と書いてありました。
色々書いたのですが私の気持ちが森のお菓子屋さんに届いたことが単純に嬉しくて。
会社からの帰り道、新大阪までの少し暗い道で小躍りしました♪
よく佐藤社長と話していて
『メッセージのターゲットは絞れば絞るだけ伝わる』
『誰に伝えたいのか』
『何を伝えたいのか、シンプルに!』
という話があがります。
今回の私のラブレターは完全に「森のお菓子屋さん」だけに向けられたメッセージだったので
具体的なメッセージが書けたのだなぁ、とふと思いました。
これが仕事となると対象は「1人」ではないわけでして。
「イベントの参加者を増やしたい!」という大きな願望の前では
ターゲットの絞り込みは不向きです。
『いかに多数に響く企画を考えられるか』
『不特定多数を振り向かせる伝え方はどんなものか』
対象が複数になった途端私の脳はまた渦巻き迷路を彷徨うことになるのですが
難しく考えすぎずに、「誰かに伝わる力は持ってる!」という自信をちょっとだけ持って
臨んでいこうと思います!
無理やり締めた感が否めないですが…苦笑
また来週です☆