どうにかこうにかと夢を実現した話
もともとクリスマスシーズンのワークショップのメニューの中にあったスノードームから派生させたもの。
夏休みの新ネタを提案するときにメニューに加えてみたのですが、、、結果的に大人気でした!!!
朝からずっと心待ちにして並んでくださっていたご家族や
制作途中もずっとニコニコ自分の作ったもののお話しをしてくれていたお子様…
そんな光景を目にすると本当にホッとします。。。
というのも、水族館をテーマにしたワークショップ、
入社前からずっとやってみたくて
そのことを書いたスケッチブックを忍ばせて面接に望んでいたくらいには
夢の一つではありました、はい、、、ビビってそのスケッチブック結局見せれなかったですが。
ただ、『水族館をテーマにした工作はウケる!!!』という実証があったわけではなくて
『なんとなくいい』
『なんか幻想的だろう』
『水族館好きだから』
というまさに感覚というか直感でネタにしていたので
この自分の感覚が他の人、ましてやお子様と同じなのかどうかがわからなくて。
やりたい、って言ってくれる方がいるのか、ちょっと不安でした。
(スノードームって冬以外にも需要あるの?とか考え始めたりして。)
なのでクライアントから注文をいただいた時は嬉しかったです、正直。
「あ、私がいいな、と思ったものを同じようにいいな、と思ってくれた」
とまずは一旦喜びます。
でもここからはその期待に応えるためにサンプル作成から材料の手配!と
実際にイベントを開催するための準備に入るのですが
これが結構苦戦しました。
ひとまず集めた材料で試作してみると、なんかちょっと、、、、
「かわいくないな」と。。。
でも「何が」かわいくないのかは分かりません。
ただ「なんか」かわいくない。
それぞれの単体はかわいいのに。
うーーーーーーん。。。。
そこで頼りになるウジマル先輩ご登場です。
たまたま同じ現場に入っていたので画像を見せて相談してみたら、
「『リアル』と『ファンシー』が共存しているから違和感なんです、
かわいくない、というよりは。」と。
あーーーーーー!
そういうことなのか!!!!!
私がひっかかっていた「なんか」はそれかー!!!!
スッキリ!
でもモヤモヤの原因がわかったのはいいけど、
もう材料はある程度揃っている…
予算的に全部ナシにするのはなし!
ということで中和してくれるアイテム探し!
何がいいか、どんな色味がいいか、
渋すぎても映えない。
ウジマルさんと30分ほど歩き回って
出会ったのがカラフルな水草とくもったグラスストーン。
このコたち、めっちゃいい仕事してくれた・・・!!!
そうした結果、こんないい作品になった…!!!(実際のお客様の作品)
実際はラメが浮遊してもっとかわいい。涙
アイテム選びって本当に大切だし、そういう美的感覚って大部分はセンスなので
養うしかないのですが。。。
考え方がめちゃくちゃ勉強になりました。
自分の「なんとなく」の直感はきっと何かを思いついたり
「いいな」と思う時には信じていいんだとは思うけど
それをきちんと形にしたり「おや?」と思った時の深掘りがまだまだ足りません。。。
道のりは長い・・・一歩一歩。
でもとりあえず。
とりあえず。
お客さんがめちゃくちゃ楽しそうだったのでよかったです。
担当の方にも「めっちゃ人気でよかったです!」
と言っていただけて。ホッとした。
次はもうちょっとだけ上手くできそう。
という入社前の夢を実はコツコツ叶えていっているという話でした。
あと全然関係ないですが最近やっと念願のバッティングセンター行きました!