「税」金に関する実「務」を「調査」いただきました。

真夏に税務官、表れる。

2025年7月1日。調査は10時を予定していた。

事前打ち合わせのため、顧問税理士さんとは30分前に合流。

個人事業として起業した1年目、無料で税務相談ができるサービスを吹田市が提供していたので、その時に紹介してもったのが税理士の續谷先生だ。気がつけばもう12年のお付き合いである。

10期目にして初めて、個人事業の時代も含めると13年目で初めての税務調査を体験するのである。

續谷先生も税務調査の立ち会いはコロナ後としては初めてで、かなり久しぶりとのことだったので、些か緊張した様子が窺えた。

今日は学生時代から経理を担当してくれている頼れるアルバイト田中さんも来ている。

事前に用意しておいた直近3期分の会計書類を3人で確認し、想定される税務官からの質問事項に対しての対応をすり合わせしつつ、雑談をしていると予定の5分ほど前にその税務官は現れた。

真夏にも関わらず、スーツにネクタイを締めた出立である。噂に聞く、税務調査がついに始まった。

調査と結果

って感じで、2日間にわたった調査の様子を詳細に紹介したいところではありますが、そんなパワーもありませんので、ざっくりと概要をお知らせします。

1、調査官について

冷酷無比な、まったく融通の効かないロボットのような人間を想像しておりましたが、そんなことありませんでした。見た感じ30代の好青年って感じで、とても感じの良い方でした。

2、調査内容について

総勘定元帳を中心に資料をチェックされており、気になる点をいくつか質問されました。

これまでは請求書や領収書などの証憑を一定期間まとめて税理士さんに提出をして会計入力をしてもらっていましたが、昨年度から自経化(社内で会計入力)していたので、日頃からやっている帳簿の付け方や書類の保管方法など、これで大丈夫なんかな、みたいな不安はありました。

なんせ昔、簿記3級の試験を受けて落ちた僕が、独学でやっていたやり方を、学生の田中さんに引き継いでやってきただけなので。

もちろん續谷先生にご指導いただきながらではありますが、そもそも簿記のテキストに出てくるような決まり決まった会計処理を実務でそのままやるわけではないので、絶対的な正解がわからないのです。

実際の現場では、一定の簡易的なやり方が認められているようなので、續谷先生の方でも認められるであろう範囲内で、現実的な処理方法でお願いをしていました。

なので、実際に調査をされたらどう判断されるのだろうか、調査に入られたら基本的に税金は取られる、みたいな認識はあったので、そのあたりは不安がありました。

しかし、そんな心配は無用だったようです。

調査官は書類をペラペラめくりながら、これをまだ見た目学生の田中さんが会計入力してまとめているということをお伝えすると、えらく関心しており、ほとんど質問されることもありませんでした。

3、結果について

2日間の調査後もいくつか税務官と税理士さんの間でやり取りはあったようですが、特に会社の方で対応しなければならないこともなく、結果をまっておりましたが、先日下記のとおり通知が届きました。

「更正決定等をすべきと認められない旨の通知書」

んっ?まわりくどくてようわからん。

とりあえず、問題ないので追加で税金を納める必要はないようです。

いやー真面目にやってて、よかった。

税理士さん、田中さん、そして何より日頃からきっちりルールに則ってお金の処理をして業務を遂行してくれている企画営業部の皆さんのおかげですね。

ありがとうございます。

我々はクライアント様の広告予算をいただいて販促業務に取り組んでおりますので、お金を不正なく、公正に使用している会社であることを証明できることは、営業活動においても信用面でプラスかな、と自負しております。

ということで、これからもビズメイトでは公正な企業経営を続けて参ります!

投稿者プロフィール

佐藤 健太
佐藤 健太
このサイトの管理者であり、会社の代表。
妻と娘が3人。座右の銘は「体が動けば心も動く♪」。
より良い会社、より良い家庭を目指すも課題は多く、模索の日々を過ごしている。